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2008.10.02

伝統構法の家推進の理由

それは先人の知恵を絶やさないため

原始時代から日本の建築を支えてきた

構造的にも意匠的にも

先人の知恵は時代を繋げて来た。

そして、各地域の建築も地域性を持って

地域にあったものづくりがされてきた。

そこに人が住むには家が必要だし、街が必要なのである。

そこには支えあう人たちがいて支えあう建築があるし、

支えあう街づくりがある。

今の住まいの考え方は支えあうとか協調性からはかけ離れたものにある

現代の文明型建築は街に対しても自然の脅威に対しても真っ向勝負し、一つの建築で終局させる物になっている。

それは欲望により醜い豊かさで破壊が繰り返される戦争を意味しているそして、滅びる文明社会が暗示されているのだ。

日本社会はかつて、地域社会が主役であった。明治政府になり、本能のまま外国文化を豊かさの象徴として取り入れ、中央集権をはかり、日本社会で培われてきたものを新しさと大義名分の為に強引に培われてきた日本の伝統的文化を一方的倫理を押し付ける法律を楯に排除した。

そして、傲慢の象徴だった戦争は終わり、アメリカの助けの元復興されるが法律の体系は、アメリカ社会の文明に合わせたかのごとく作られてきた法体系は少しも反省することなく引き継がれることになる。それが市街地建築物法から建築基準法へのバトンタッチそして住宅金融公庫法の助けにより益々方向性はスクラップアンドビルドの粗悪的住まいを大量生産生産する結果となる。それは今に繋がる。そのことは欠陥住宅を誘い出し、来年度その恥の上塗りをすべく瑕疵担保履行法が施行される。

その法律が意味しているのは建築業者は10年も持たない家を造る可能性があるから危ないから最初から保険をかけとけというのだ。感覚は交通事故にかける保険なのかもしれない。建築のプロに対し、まったくけしからん話と思える。

その根底にあるのは、先に述べた意味がある。

必要な建物を1棟づつ気持ちをこめつくってもらう仕組みが出来ていたら、伝統的構法を研究し技術の切磋琢磨が出来ていたら10年しか保証しない法律なんていらなかった。

まちづくりしかり、家づくりしかり、もっと地域性を直視し真剣に考えるべき、法律よりそれぞれの技術革新がありそれをつなげていかなきゃいけないことを役人は知るべき、国民暮らしを考えない法の運営だけ考え建築の本文を理解せず、取り締まりとか私利私欲に走る役人及び家を商売の道具としてだけに走る不動産屋等は建築からは直ちに手を引くべきだ。

 地域の豊かな住環境と家造りをする為に伝統構法の家、手造りの家は欠かせない存在だ。人が造り人が住む。これが家づくりの原点である。

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